ビートルズの1stアルバムが好き
さて、自己紹介に60年代ロックが好きと書いた以上、やはり最初はThe Beatlesのことを書かないわけにはいきますまい。
と思いますので、今回はビートルズについての雑文になります。かしこみ。
個人的に、洋楽のバンドはカタカナ表記の方が好きなので(日本盤のレコードの帯とかカタカナ多いですし)、ここではビートルズと書かせていただきます。
このバンドに関しては、本当に書く事なんていくらでもあると思います。曲についてはもちろん、伝説的なセールスの話とか、音楽理論的な事や、メンバーの名言やエピソードまで軽くググっただけでもいくらでも出てきます。
ブックオフにジョージハリソン特集が置いてあったのを見つけた時は驚きましたけれど…。
とにかく、そういった研究や考察に関しては若輩が語る事ではありませんで、他の方にお任せしたく思います。
僕は僕で、ただ聴いていて楽しかったという話をさせていただきます。
ビートルズは結成から解散までにアルバムを全部で13枚出していまして、さらに付随してベスト盤や企画盤が多数あります。
実はまだ全部は聴いていなくて、今の所は13枚のうちの7枚と、あとベスト盤3枚にライブ盤1枚、アルバム未収録曲を集めた2枚組のパスト・マスターズを聴きました。
残りについては2〜3ヶ月に一枚くらいのペースでじわじわ楽しんでいる最中になります。
まだまだありますね。やったあ。
その今まで聴いたアルバムの中で僕が一番好きなのは、Please please meというアルバムです。63年のリリースで、ビートルズのファーストアルバムにあたります。
なんで好きかというと、これはもう単純に凄くパワフルだからなんですね。若さなのかな。
キャリア最初だからってのもあるかもしれませんが、やるぞ!ドカーン!!っていう勢いでやったんじゃないかと思わされます。
ビートルズは後期になるとどんどん音楽的に熟成されて、革新的な曲を次々に発表していくわけですが、力強くてキラキラしたロックンロールらしい雰囲気があるのはむしろ初期の、このアルバム辺りなんじゃないかと思います。
とくに一曲目のI saw her standing thereが好きで、イントロの1,2,3,4!でもうわくわくです。曲自体ももちろん、たとえば歌のコーラスやシャウトの入り方や、単音で跳ねるようなジョージハリソンのギターソロと個人的にツボな所が沢山あります。
他の曲に関して、このアルバムはまだ全体の半分くらいがカバー曲なのですが、やっぱりオリジナル曲に良いのが多いです。
表題曲のplease please meは、むかし大学の軽音部で無理を言って人を集めてバンドを組んでもらってコピーした思い出があります。
一見なんだか不思議な英語ですが、二個目のpleaseは動詞で、喜ばせるの意味です。
僕を喜ばせておくれよ!てところですかね。
これもビートルズの出世曲のひとつです。
あとは何と言っても、最後のTwist and Shoutです。てっきりビートルズのオリジナルだと思ってたんですが、これはカバー曲でした。ジョンのざらついた歌とシャウトがガッツリと味わえる曲です。
これについてはおいおい記事を分けて書くかもしれませんが、なんでかこの曲に思い入れがあるというミュージシャンの話を時折耳にします。特にクロマニヨンズの真島昌利、マーシーがこの曲きっかけにロックを聴くようになったという話は有名ですね。
一曲一曲が短いので、結構スッとアルバム通しで聴けてしまうのも良い所です。
ベスト盤のあとにはじめて借りたのがこのアルバムだったんですが、ここから入れてよかったなと今でも思います。
出来ればアナログレコードで手元に置いておきたいけど、ちょっと高い・・・泣