ロックンロールで一夜漬け

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ロックンロールで一夜漬け

音楽に踏み込む探検日記。毎週月曜更新

チャックベリーを爆音で


チャックベリーを音量MAXで聴いてみたら実は凄く激しい音楽だった、という話です。


チャックベリーといえばロックンロールの、極端には全てのロックミュージックのご先祖様のひとりといってもいいくらいの方だと思います(ご存命ですが…)。

ビートルズストーンズの初期のアルバムにもチャックベリーのカバー曲が収録されていますし、もう少し後の70年代でも例えばELOがRoll over Beethoven という曲を豪華にカバーしています。
もっと言えば日本のHIGH-LOWSや50回転ズもチャックベリーの曲を演奏してますね。
ギタープレイにも色濃く影響が見てとれます。

そんな形で、ロックンロールという言葉に惹かれて音楽を聴きあされば、必ずどこかで彼の曲に巡り合うことになります。

で、それだけ色んな所でカバーを聴いていたら当然本家にさかのぼってみたくなるわけで、僕も数年前にアルバムを借りて聴いてみました。

聴いてみたんですけど、

最初は正直、ちょっと物足りなかったです。笑

というのも、50年代の曲というのはどうしても、現代の若者の耳には音が薄く聴こえてしまうんですね。

当時はまだハイゲインアンプやエフェクターが開発されておらず、ギターやベースを強く歪ませたり派手な音色をつけたりという事ができなかったし、ましてやシンセサイザーなんて楽器もありませんでした。というわけで、
使われる楽器はクリーントーンエレキギターウッドベース、ドラム、あと精々ピアノとオルガン。
さらに録音技術的にも、多重録音がようやっと発明されたかという位の時代です。

かたや現代は、ちょっとテレビをつければアニメをやっていて、ドラムの激しいビートにガンガンに歪んだギター数本とベースを乗せ、そこにシンセを加えた豪華なアニソンが流れてくる時代です。そんな中で育った人間の耳には、物足りなく感じるのも仕方ないというものでしょう。

とはいえ、当時からしたらチャックベリーの曲の多くは活気ある学生や若者をターゲットとしており、音楽の中ではかなり激しいジャンルに入るものだったそうです。
なんとかして、そのテンションでチャックベリーを聴くことはできないだろーか…。

と、考えた結果、編み出した方法が表題になります。

編み出したなんてほどのことはなく、こうiPod でチャックベリーの曲を再生して、
ボリュームを、ガッと最大まで上げる。
これだけです。

メタルを最大ボリュームで聴くと耳がヤバいことになりますが、チャックベリーはそもそもが音控えめなので多少なら大丈夫だと思います。


例えばこの動画で、音量のとこにカーソル合わせて、ガッと上げてみる。



ほーら、かっこいい₍₍ ◝(⚫︎˙꒳˙●)◜ ₎₎
やっぱり音が大きい方が、熱量がよりしっかりと伝わってくるように思います。

カッチリとしてないラフな演奏なんだけど、そこが何ともいいんですよねー。
自然と体が動く感じというか、これがグルーヴか!と。

マディウォーターズがお師匠らしいですけど、あんまり粘っこくないですよね。
軽快に跳ね回るようなイメージです。



個人的には、YouTubeの中ではこの動画が一番好きです。
中盤の各パートとの掛け合いがまー楽しそうで素晴らしいですね。