BUMP OF CHICKENとThe Beatles
今週末に、日産スタジアムでBUMP OF CHICHENのライブがあるそうですね。
僕は今回は行きませんが、前回のRAYのアルバムツアーと紅白出てたときのカウントダウンは観に行っていました。
過去記事で古いロック好き洋楽好きアピールを散々しておいて非常にあれなのですが、実は僕が中学生の頃から一番長く聴いてるバンドはBUMP OF CHICHENだったりします。
初めて聴いたのは中2の頃で、時期的にはちょうどorbital periodというアルバムが最新作でした。まー中学生で多感な時期に聴いたらそりゃあハマるわというわけで、非常にいい時期に出会えたと思っています。
その後いろいろあって昔のロックを掘るようになったのですが、そうなった今になって改めて思うことがあります。それは、
ということです。
この話はわりとファンの間では有名な話だそうで、というのもバンプは中学生時代はビートルズのコピーバンドをやっていたという話があるからです。インタビューの記事やラジオで時々ビートルズの話題を出したりもしています。
あまり露骨に他の音楽の影響を見せないからか、または歌詞のせいか、なんとなくバンプは独自路線という風に捉えられがちな気がします。ですが、よくよく調べてみるとこのバンドの曲は実はすごく色々な音楽を下地としているのではないかと思わせる部分があります。
そういったルーツの1つがビートルズなんじゃないか?という、今回はそのような話です。
並べてっても分からないので、順に見ていきましょう。
BUMPも時期によって結構違うことやってますが、アルペジオをよく使うという点は初期から今まで一貫していますね。
fireflyなんかは特に、なんとなくコード感にも近いものがある気がします。
fireflyとTicket to Rideを続けて聴くととても面白いのでお薦めです。
・フィードバック
これはカバーですけど、CD音源がYouTubeにないので…笑
この曲はフィードバック、つまりギターにアンプから出る音を拾わせてわざとハウリングを起こした音がイントロに用いられています。
今のロックでは比較的定番の手法ですが、これを最初にやったのはビートルズだと言われています。
これはBUMPの初期の曲で多用されてます。
ナイフやベンチとコーヒーなんかもそうですね。
・コーラス
ビートルズが強かった点として、メンバー全員が歌えて4声コーラスができたということも挙げられます。
これに関してはほとんどのバンドでもやってる事かもしれませんが、コーラスもバンプの曲ではよく見られます。
比較的最近の曲だと、Happyなんかがコーラスが目立つかなと思います。
昔の曲だとハルジオンなどが、藤くん何人いるんだってくらい声が重ねられていますね。
・その他いろいろ
あんまり詰めすぎるとこじつけみたいになるので、その辺難しいところですが…。
いずれにしろ、こんなふうに一見関係なさそうな時代も国も全く違うバンドの繋がりが偶然見えてくるというのは、なんとも面白いところです。