Apple Musicを使い始めた
こんばんは。
先週クロマニヨンズとCDJの抽選を申し込みまして、今週その結果が出ます。どっちも倍率は高そうなのですが、はたして。
実は先月から、Apple Musicを使い始めました。気がついたらコンビニのプリペイドカードで支払いできるようになっていて、じゃあやってみるかとなった次第です。今まで手を出してなかったのはレコード好きでアナログ嗜好だからという事ではなく、純粋に手続きの問題ゆえです、はい。
いや、それにしてもこれ、すごいですね。
世間的には何を今更なのだと思いますが、改めて驚きました。
洋楽であれば、僕が聴きたいような程度の範囲のものならほぼ揃っている印象です。例えばビートルズなら主要アルバムはもちろん、最新の映画EIGHT DAYS A WEEKの音源アルバムなどもしっかり聴けるようになっています。
その他ロックンロール、ブルース、70年代パンクなどなど、普段iPodやレコードで聴いている洋楽はほとんどあるようでした。
今までなんとなく避けていたストロークスやリバティーンズなどのガレージロックリバイバルにも思わず手を出したりしました。
CDを買うより、ましてツタヤで並んでるのを借りて聴くよりもハードルが圧倒的に低いです。「どんなバンドか、ちょっとググってみっか」くらいのノリでフルアルバムが聴けてしまいます。ものによっては歌詞もついてます。
それだけでなく、自動でおすすめのプレイリストを作成して表示してくれるという機能もありますね。正直、こういうのはどうなんだろう?とあまり期待はしていなかったんですが、ベスト盤よりも少ない曲数でポイントを押さえてくれて、さらに「そのアーティストに影響を与えたサウンド」として他のバンドも紹介してくれます。
個人的には、この関連アーティストにつないでくれる機能がありがたいですね。どうしても好きなバンドに関しては「はじめての〜ってプレイリストなのに、なんでこの曲がないんだ!」というのはありそうですが、まあそれはそれで本家のアルバムを聴けばいいわけで。とっかかりとしては十二分にいい機能だと思います。
ただしその一方で、邦楽はそんなに何でもかんでもはないかなあという印象でした。
特に歌謡曲は、例えば小田和正や中島みゆきはほとんどなかったです。もちろん昭和歌謡まったく無いよってわけではなく、山口百恵はないけど松田聖子はあるといったような様子です。権利を持ってるレーベルの関係なのでしょうか。
その他ラルク、スピッツ、バンプなど誰でも知っているような大御所も、時々まだ入っていないのがありますね。ちなみにヒロト・マーシーの曲も、ブルーハーツからクロマニヨンズまで一貫して全く出てないです。
一方で、若手のインディーズバンドの曲が結構拾えるのは意外な収穫でした。挫・人間やヘルシンキラムダクラブなんかもあるんですね。若手バンドは参入するという風潮なのでしょうか。
聴く側としてはいいことですけど、ブレイク前のバンドの曲をApple Musicで漁ることに関しては、なんだかある種の背徳感がありますね。どうしてもCDと比べると、バンド側への利益が少ないそうなので…。 便利には違いないですが、やはり色々考えさせられてしまいます。
長くなりましたがApple Music、食わず嫌いせずに試してみてよかったと思います。手が出せる範囲も広がったし、なにより「音楽を掘る」という楽しさをちゃんと大事にしている点がとても好印象でした。
まあ、欲張った結果、ツタヤで借りたCDをパソコンに落としながら、スマホのApple Musicで好きなバンドを探しながら、後ろではクロマニヨンズのレコードをかけているという、訳がわからん感じになってしまいましたが…笑
いち個人としては、手が増えたつもりで色々併用していくのが楽しみです。
来週までにクロマニヨンズの新作をもうちょっと聴き込んで、次で何か書けたらいいなと思います。