エレカシ武道館のチケットをてにいれた
こんばんは。寒いですね。
まだこれくらいならば、冷房めっちゃ効いてる夏だと思えないこともないです。
今回は表題の通りです。来年1月6日のエレカシ武道館公演に行くことにしました。
武道館のコンサートを見にいくのは、実は今回が初めてです。
やっぱり武道館というと特別な場所というイメージがありまして、初武道館はどのバンドにしたものか迷っておりました。 やっぱり強く思い出に残ると思うので、変な話、半端なバンドではいかんなということで…。
そんな中で、エレファントカシマシなら間違いはなかろうと考えた次第です。
エレカシは格好いい。
去年のCDJで観たのですが、生で見ると迫力が段違いでした。なんでしょうか、あのバーンと全身に響いてくる感じは。
富士山とか間近で観たときの気持ちに似てる気がします。
非常に日本的なバンドだなと思います。
邦ロックとか日本語ロックという言葉がありますが、ここまで日本語が違和感なくバンドサウンドに乗ってるバンドも珍しいです。
邦楽は日本語詞のロックがほとんどではあるにしても、本来なら英語詞に合うようなメロディやリズムに日本語をすげ替えて乗っけたようなものも多いと思います(もちろんそういうものとしての良さもあります、マックショウとか最高ですし)。その点エレカシは日本語がしっかり活きるメロディで、言葉がスッと入ってくる印象です。なのに間違いなくロックという。むしろ、日本語でなかったらこう格好よくはいかないだろうなと思います。
そういう意味で、聴いていると「日本語ロックとはこういうものだ!」という気持ちにさせられます。
今の50代前後の人達のバンドというのは、時代がら「USやUKの格好いいロックをいかに日本語でやるか?」というのがひとつ大きなテーマとしてあった世代だと思います。エレカシはその一つの回答なのではないでしょうか。
また、音がヒジョーに硬派なのも印象深いです。どちらかというと60年代ってより、70年代ロック風のような気がします。ギターの人ツェッペリン好きそうですよね。Baby自転車でのイントロとか好きです。
あとは、どこがって言われると難しいですが、なんとなくボブディランのイメージもあります。
なんだろう、歌詞かな。
歌詞もまたえらい硬派で素敵です。
言葉にしてしまうとチープになってしまいますが、不器用に努力する男達という。
われわれ平成生まれの世代にはなんだかんだ言って、スマートにそつなくやるのが格好いいという風潮があるように思います。しかし、だからこそこういう泥臭さにもまたひたすら魅力を感じてしまいます。
ただその一方で、今宵の月のように のような、情景豊かな詞世界もあるのがまたツボです。
個人的に一番好きなのは「ズレてる方がいい」です。
この人にコレ言われたらもう泣くしかないですよ。だって
喋るとこんな感じの人が
これですからね。
ひねくれて行き詰まった10代に、目を醒まさせるような一撃を与えられるバンドだと思います。
毎度のことながら、これだけ書いておいてまだまだ聴いてないアルバム沢山あるので、それを予習して武道館を待ちたいと思います。
やー、楽しみです。