Bunkamuraのロック展に行ってきた
こんばんは。
先日、渋谷のBunkamuraで開催されていたロック展に行ってきました。
最近やたら展示行ってますね…。なんでだろ。
こちらの展示会です。
「ジェイミー・リードからバンクシーまで」ということで、主にセックス・ピストルズなど70年代パンクロックのグラフィックから、そのパンクやロックの文化に影響を受けたアートの展示というコンセプトのようです。
デヴィッド・ボウイ、セックス・ピストルズ、ラモーンズ、クラッシュなどの70〜80年代ロックスターを中心に、ビートルズやストーンズも含めた幅広い展示でした。
SNSに載せる範囲での撮影OKとのことで、何枚か撮ってきました。
入口の展示です。ビートルズですね。この展示は70年代中心ということでしたがビートルズ関連の作品も結構ありまして、サージェントペパーズのジャケットのオフショット風絵画や、ジョンやポール直筆の絵など興味を引かれるものが沢山ありました。
中でもこの4枚は、後期ビートルズの4人の特徴をよく捉えていて素敵だと思いました。
ジョンは見るからに危険な色、ポールはポップながら狂気のある配色で、ジョージはどこか東洋風(インド風?)な幾何学模様とポーズ。そして他と比べて明らかに毒気のない穏やかなタッチのリンゴ。
やー、いいですね。
展示全体を見るとパンクロック、グラムロック、そしてそこに影響を受けたグラフィティアートが多く、特にバンクシーの風刺画はめっちゃパンチ効いてて異彩を放っていました。
僕は恥ずかしながらまだデヴィッド・ボウイの良さが分かっていなくて、むしろ同時期ならマーク・ボラン派であったりもするのですが、やはり生で大きな絵で見ると迫力があるものです。飾られていたのはAladdin Saneのジャケットだったと思います。
こういう風貌でロックをやるということを全く前例のない1973年にやってのけたというわけで、リアルタイムだったら相当衝撃だったんだろうということは想像に難くないです。
また70〜80年代つながりか、ツェッペリンやラモーンズの絵もありました。
この中央左のジョニー・ラモーンの絵が個人的にお気に入りです。バレーコードを押さえる左手に視線を向けてるあたりが渋い。
中央右には同じくラモーンズからジョーイ・ラモーン、そして右下にジョージ・ハリスンもいます。白スーツに白ストラトだからソロ時代ですね。わあい。
こうして見ると、この辺りの時代の人達は本当に絵になるというか、容姿からキャラクターが立っていますね。
個人的に今回は、グラフィティアートなどにもロック文化の影響が波及しているというのが新しい発見でした。それを踏まえて調べてみると、好きなバンドやミュージシャンからまた全然違った分野への掘り下げができるんだろうなーと思います。
どんどん広がっていきます。