OasisとNGHFBのDon’t Look Back In Anger
お疲れさまです。
梅雨が一瞬で過ぎていきました。夏ですね。
今回は、オアシスの代表曲「Don’t Look Back In Anger」について見てみましょう。みさせてください。
この曲はオアシスの代表曲であると同時にノエルの代表曲でもあり、オアシスが解散した現在でもノエルのバンド・Noel Gallagher’s High Flying Birdsでも演奏されています。
そのため今でもライブで大合唱できるオアシスソングの一つなのですが、オアシス時代とは違うアレンジで演奏されることも多々あります。
ここではその各バンドでの違いを、改めて比べてみたいと思います。
まず、「オアシス版」のDon’t Look Back In Angerです。こちらは正にロックアンセムというアレンジで、ガンと歪んだエレキギターの分厚い音をバックに叫ぶような歌い方で歌われています。メロディがとても綺麗なのに音がヘヴィで、これぞオアシス!という感じです。
また、リアムが舞台袖でタンバリンを持って客を見下しているというのも一つポイントです。
昔オアシス好きの友人が「オアシスは新曲までは作らなくてもいいから、再結成してドンルクやってさえくれれば最高」というような事を言っていました。その時は「いや、ドンルクはリアム何もしてないじゃん…」と思ったのですが、「リアムがステージにいて、何もせず観衆を眺めている」という状況がこの曲の良さを引き立てている…のかも、しれません。
あと演奏面で細かい事を言えば、オアシス版ではノエル自身がギターソロを弾くためカポ無しでのバッキングになってますね。
こちらが最近多いパターンで、アコースティックなアレンジのものです。
歌い方もよりソフトで、ノエルはバッキングに徹しており、そこにセミアコのクリーントーンでそっと乗っかる感じです。
ノエルのアコギはカポ4で、これはGの握り方をするとCになる位置です。ノエルはGのコードの押さえ方にちょっと特徴がありまして、Wonderwall、Live foreverといった他のオアシス曲でもこの少し変わったGがふんだんに使われています。そのため、異なるアレンジとはいえむしろコードの響きはこちらの方がよりノエルの曲らしいような感触さえあります。
元々のバージョンの方がスタジアムロック然としていて、フェスなどで聴くには気持ちいいかもしれないですね。一方でアコースティックの方も、元のメロディの素晴らしさがより際立つアレンジで素敵です。
今年はサマソニで観ることができるので、非常に楽しみです。どっちのアレンジで来るにしてもそれこそこの曲を大合唱したいものです。
はい。
それはそうと、
この間、僕がやっている(自称)バンド、ギタアルアレイでこのOasisのDon’t Look Back In Angerのコピーに挑戦しました。
ライブ音源やアルバム音源を参考にしつつ、ギターはもちろん、タンバリンやストリングスまで聴こえる限り取り込んでみました。
すでに何百回も聴いてる曲ですが、やっぱり自分でコピーしてみて初めて発見できることもあるもので面白かったです。
よかったらきいてみてください。